吉田拓郎 Pure Best

吉田拓郎 吉田拓郎 Pure Best歌詞
1.今日までそして明日から

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力を借りて
時にはだれかにしがみついて
わたしは今日まで 生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとり合って
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしにはわたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知るところから始まるものでしょう
けれど それにしたって
どこで どう変わってしまうか
そうです わからないまま生きて行く
明日からの そんなわたしです

わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました

そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと


2.マークII

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

さよならが 言えないで どこまでも歩いたね
街あかりさえ消えて 足音が淋しいよ
わかってくれる ただ一人の君を はなしたくないのに
冷たいこの世界

みつめたら 泣いていた いとおしい君だった
悲しみをこらえてる 傷ついた若い恋
また会うときは 大人になっているだろう 別れたくないのに
冷たいこの世界

年老いた男が 川面を見つめて
時の流れを 知る日が 来るだろうか


3.青春の詩

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

喫茶店に彼女とふたりで入って
コーヒーを注文すること
ああ それが青春

映画館に彼女とふたりで入って
彼女の手をにぎること
ああ それが青春

繁華街で前を行く
いかした女の娘をひっかけること
ああ それが青春

すてきな女(ひと)に口もきけないで
ラブレターを書いたりすること
ああ それが青春

Go Go クラブで汗だくになって
踊り疲れること
ああ それが青春

グループサウンズに熱中して
大声あげ 叫ぶこと
ああ それが青春

フォークソングにしびれてしまって
反戦歌をうたうこと
ああ それが青春

SEXを知りはじめて大人になったと
大よろこびすること
ああ それが青春

親にかくれて酒・タバコ・睡眠薬
はては接着剤シンナー遊び
ああ それも青春

アルバイトばっかりで学校へは行かず
てきとうにやること
ああ それが青春

飛行機のっとり革命叫び
血と汗にまみれること
ああ それが青春

勉強一筋他には目もくれず
わが道を行くこと
ああ それが青春

スポーツこそ男の根性づくりだ
やれサッカーやれ野球一年中まっ黒
それが青春

かっこいいスーツ かっこいい車
プレイボーイ プレイガールと呼ばれること
ああ それが青春

パチンコ・マージャン・競輪・競馬
かけごと専門のギャンブラー
ああ それが青春

一日中を規則通りに生きて
他に何んにもしないこと
ああ それが青春

ジュリー! ショーケン! キンチャン!
ああ それが青春

孤独になって ひとりで悩み
ひとりで考えること
ああ それが青春

自由気ままに思った通り
何んでもやってみること
ああ それが青春

さて青春とはいったい何んだろう
その答えは人それぞれでちがうだろう
ただひとつこれだけは言えるだろう
僕たちは大人より時間が多い
大人よりたくさんの時間を持っている
大人があと30年生きるなら
僕たちはあと50年生きるだろう
この貴重なひとときを僕たちは
何かをしないではいられない
この貴重なひとときを僕たちは
青春と呼んでもいいだろう
青春は二度とは帰ってこない
皆さん青春を……

今このひとときも 僕の青春


4.イメージの詩

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

これこそはと 信じれるものが
この世にあるだろうか
信じるものがあったとしても
信じないそぶり
悲しい涙を流している人は
きれいなものでしょうね
涙をこらえて 笑っている人は
きれいなものでしょうね

男はどうして 女を求めて
さまよっているんだろう
女はどうして 男を求めて
着飾っているんだろう
いいかげんな奴らと 口をあわして
俺は歩いていたい
いいかげんな奴らも 口をあわして
俺と歩くだろう

たたかい続ける人の心を
誰もがわかってるなら
たたかい続ける人の心は
あんなには 燃えないだろう
傷つけあうのが こわかった昔は
遠い過去のこと
人には人を傷つける力があったんだろう

吹きぬける風のような
俺の住む世界へ
一度はおいでよ
荒れはてた大地にチッポケな花を一つ
咲かせておこう
俺もきっと君のいる太陽のあるところへ
行ってみるよ
そして きっと言うだろう
来てみて良かった 君がいるから

長い長い坂を登って
後を見てごらん
誰もいないだろう
長い長い坂をおりて
後を見てごらん
皆が上で手を振るさ

きどったしぐさが したかったあんた
鏡を見てごらん
きどったあんたが映ってるじゃないか
あんたは立派な人さ

激しい激しい恋をしている俺は
いったい誰のもの
自分じゃ 言いたいのさ
君だけの俺だと 君だけのものだと
裏切りの恋の中で
俺は一人もがいている
はじめから だますつもりでいたのかい
僕の恋人よ

古い船には新しい水夫が
乗り込んで行くだろう
古い船を 今 動かせるのは
古い水夫じゃないだろう
なぜなら古い船も 新しい船のように
新しい海へ出る
古い水夫は知っているのさ
新しい海のこわさを

いったい
俺たちの魂のふるさとってのは
どこにあるんだろうか
自然に帰れって言うことは
どう言うことなんだろうか
誰かが言ってたぜ
俺は人間として自然に生きてるんだと
自然に生きてるって
わかるなんて
何んて不自然なんだろう

孤独をいつの間にか
さびしがりやと感違いして
キザなセリフをならべたてる
そんな自分をみた

悲しい男と悲しい女の
いつもひとりごと
それでもいつかは
いつものように 慰めあっている


5.人間なんて

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

人間なんて ラララ ラララララ
人間なんて ラララ ラララララ

何かが欲しい オイラ
それが何だかは わからない
だけど 何かが たりないよ
いまの 自分もおかしいよ

空に浮かぶ 雲は
いつかどこかへ 飛んでゆく
そこに 何かが あるんだろうか
それは誰にも わからない

人間なんて ラララ ラララララ
人間なんて ラララ ラララララ


6.結婚しようよ

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

僕の髪が肩までのびて
君と同じになったら
約束どおり 町の教会で
結婚しようよ whm…

古いギターをボロンと鳴らそう
白いチャペルが見えたら
仲間を呼んで 花をもらおう
結婚しようよ whm…

もうすぐ春がペンキを肩に
お花畑の中を 散歩にくるよ

そしたら君は窓をあけて
エクボを見せる僕のために
僕は君を さらいにくるよ
結婚しようよ whm…

雨が上って 雲のきれ間に
お陽様さんが 見えたら
ひざっこぞうを たたいてみるよ
結婚しようよ whm…

二人で買った緑のシャツを
僕のおうちの ベランダに並べて干そう

結婚しようよ 僕の髪は
もうすぐ肩まで とどくよ


7.どうしてこんなに悲しいんだろう

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

悲しいだろう みんな同じさ
同じ夜を むかえてる
風の中を 一人歩けば
枯葉が肩で ささやくョ

どうしてだろう このむなしさは
誰かに逢えば しずまるかい
こうして空を 見あげていると
生きてることさえ むなしいョ

これが自由というものかしら
自由になると 淋しいのかい
やっと一人になれたからって
涙が出たんじゃ困るのサ
やっぱり僕は人にもまれて
皆の中で 生きるのサ

人の心は 暖かいのサ
明日はもう一度 ふれたいな
一人ごとです 気にとめないで
ときには こんなに思うけど
明日になるといつもの様に
心を閉ざしている僕サ


8.春だったね

作詞:田口淑子
作曲:吉田拓郎

僕を忘れた頃に
君を忘れられない
そんな僕の手紙がつく

くもりガラスの窓をたたいて
君の時計をとめてみたい
あゝ僕の時計はあの時のまま
風に吹きあげられたほこりの中
二人の声も消えてしまった
あゝ あれは春だったね

僕が思い出になる頃に
君を思い出にできない
そんな僕の手紙がつく

風に揺れるタンポポをそえて
君の涙をふいてあげたい
あゝ僕の涙はあの時のまま
広い河原の土手の上を
ふり返りながら走った
あゝ あれは春だったね

僕を忘れた頃に
君を忘れられない
そんな僕の手紙がつく

くもりガラスの窓をたたいて
君の時計をとめてみたい
あゝ僕の時計はあの時のまま
風に吹きあげられたほこりの中
二人の声も消えてしまった
あゝ あれは春だったんだね


9.旅の宿

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

浴衣のきみは尾花の簪
熱燗徳利の首つまんで
もういっぱいいかがなんて
みょうに色っぽいね

ぼくはぼくで趺坐をかいて
きみの頬と耳はまっかっか
ああ風流だなんて
ひとつ俳句でもひねって

部屋の灯をすっかり消して
風呂あがりの髪いい香り
上弦の月だったっけ
ひさしぶりだね
月みるなんて

ぼくはすっかり酔っちまって
きみの膝枕にうっとり
もう飲みすぎちまって
きみを抱く気にもなれないみたい


10.祭りのあと

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

祭りのあとの淋しさが
いやでもやってくるのなら
祭りのあとの淋しさは
たとえば女でまぎらわし
もう帰ろう、もう帰ってしまおう
寝静まった街を抜けて

人を怨むも恥ずかしく
人をほめるも恥ずかしく
なんのために憎むのか
なんの怨みで憎むのか
もう眠ろう、もう眠ってしまおう
臥待月の出るまでは

日々を慰安が吹き荒れて
帰ってゆける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて
死んでしまうに早すぎる
もう笑おう、もう笑ってしまおう
昨日の夢は冗談だったんだと

祭りのあとの淋しさは
死んだ女にくれてやろう
祭りのあとの淋しさは
死んだ男にくれてやろう
もう怨むまい、もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて

もう怨むまい、もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて


注意:三連目“日々を慰安が吹き荒れて”は、
吉野弘氏の詩の一行を借りました。


11.落陽

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている
苫小牧発・仙台行きフェリー
あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく

女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直ものさ
この国ときたら 賭けるものなどないさ
だからこうして漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく

サイコロころがしあり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ
ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよ サイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく


12.明日に向って走れ

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

流れる雲を追いかけながら
本当のことを話してみたい
いつか失った怒りを胸に
別れを祝おう
通りすがりに微笑みを持ち
一人である事を忘れた時
ノアの箱舟が笑って消えた
誰のせいじゃなく
もう君に逢うこともない 心はゆれても
だから
明日に向って走れ こぶしを握りしめて

扉を開けたら いつもの笑顔
約束だから 散歩もしよう
夢は消えたんだ そよ吹く風よ
人は悲しいね
求めあう愛は いつも届かず
残り火だけに体を寄せて
つかれた横顔いつもの唄
さよならだけだと
ほらおなじみの友が来たよ 何か話せよと
だけど
明日に向って走れ 言葉をつくろう前に

季節が僕をはこぶ
一日を抱きしめながら
この肩の重き罪を
明日はとき放て

だから
明日に向って走れ こぶしを握りしめて


13.あゝ青春

作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎

ひとつひとりじゃ淋しすぎる
ふたりじゃ息さえもつまる部屋
みっつ見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ夜風と踊る街
哀しみばかりかぞえて 今日も暮れてゆく

あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か

いつつ生きてる後味悪さ
胸に噛みしめれば泣ける海
やっつやめるさ抱きあっても
こころは遠ざかる安い宿
眠れぬ夜をかぞえて 日々は過ぎてゆく

あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か…


14.唇をかみしめて

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

ええかげんな奴じゃけ
ほっといてくれんさい
アンタと一緒に
泣きとうはありません

どこへ行くんネ
何かエエ事あったんネ
住む気になったら
手紙でも出しんさいや

季節もいくつか
訪ねて来たろうが
時が行くのもワカラン位に
目まぐるしかったんじゃ
人が好きやけネー 人が好きやけネー

さばくもさばかんも 空に任したんヨー

人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー

何かはワカラン
足りんものが あったけん
生きてみたんも
許される事じゃろう

自分の明日さえ
目に写りもせんけれど
おせっかいな奴やと
笑わんといてくれ

理屈で愛など
手にできるもんならば
この身をかけても すべてを捨てても
幸福になってやる
人が泣くんヨネー 人が泣くんヨネー

選ぶも選ばれんも 風に任したんヨー

人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー

心が寒すぎて
旅にも出れなんだ
アンタは行きんさい 遠くへ行きんさい
何もなかったんじゃけん
人が呼びよるネー 人が呼びよるネー

行くんもとどまるも それぞれの道なんヨ

人が生きとるネー 人がそこで生きとるネー

人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー


15.外は白い雪の夜

作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎

大事な話が君にあるんだ 本など読まずに 今聞いてくれ
ぼくたち何年つきあったろうか 最初に出逢った場所もここだね
感のするどい 君だから 何を話すか わかっているね
傷つけあって 生きるより なぐさめあって 別れよう

だから Bye-bye Love 外は白い雪の夜
Bye-bye Love 外は白い雪の夜

あなたが電話で この店の名を 教えた時からわかっていたの
今夜で別れと知っていながら
シャワーを浴びたの哀しいでしょう
サヨナラの文字を作るのに 煙草何本並べればいい
せめて最後の一本を あなた喫うまで 居させてね

だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
Bye-bye Love 外は白い雪の夜

客さえまばらなテーブルの椅子 昔はあんなににぎわったのに
ぼくたち知らない人から見れば
仲のいい恋人みたいじゃないか
女はいつでも ふた通りさ 男を縛る強い女と
男にすがる弱虫と 君は両方だったよね

だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
Bye-bye Love 外は白い雪の夜

あなたの瞳に私が映る 涙で汚れてひどい顔でしょう
最後の最後の化粧するから 私を綺麗な想い出にして
席を立つのはあなたから 後姿を見たいから
いつもあなたの影を踏み 歩いた癖が 直らない

だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
Bye-bye Love 外は白い雪の夜

Bye-bye Love そして誰もいなくなった
Bye-bye Love そして誰もいなくなった


16.アジアの片隅で

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

ひと晩たてば 政治家の首がすげかわり
子分共は慌てふためくだろう
闇で動いた金を 新聞は書きたてるだろう
ひと晩たてば 国境を戦火が燃えつくし
子供達を飢えが襲うだろう
むき出しのあばら骨は 戦争を憎みつづけるだろう
アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば
アジアの片隅で このままずっと
生きていくのかと思うのだか

ひと晩たてば 街並は汚れ続けるだろう
車は人を轢き続けるだろう
退屈な仕事は 野性の魂を老けさせるだろう
ひと晩たてば チャンピオンはリングに転がり
セールスマンは道路に坐りこむだろう
年寄りと放浪者は 乾杯の朝を迎えないだろう
アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば
アジアの片隅で このままずっと
生きていくのかと思うのだか

ひと晩たてば 秘密の恋があばかれて
女たちは噂の鳥を放つだろう
古いアパートの部屋で 幸せな恋も実るだろう
ひと晩たてば 頭に彫った誓いがくずれ落ちて
暮らしの荒野が待ち受けるだろう
甘ったれた子供達は 権利ばかり主張するだろう
アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば
アジアの片隅で このままずっと
生きていくのかと思うのだか

ひと晩たてば 働いて働きづくめの男が
借りた金にほろぼされるだろう
それでも男は 政治などをあてにしないだろう
ひと晩たてば 女まがいの唄があふれだして
やさしさがたたき売られる事だろう
悩む者と飢えた者は 両手で耳をふさぐだろう
アジアの片隅で お前もおれもこのままずっと
アジアの片隅で このままずっと生きていくのかと
アジアの片隅で
アジアの片隅で
アジアの片隅で
ああ アジアの片隅で 俺もおまえも
…………


17.全部だきしめて~toropical~

作詞:康珍化
作曲:吉田拓郎

きみのすべてをぼくの自由にしたくて
ずっと大切にしてたわけじゃない
だからなにも信じられなくなっても
ぼくを試したりしなくていいんだよ

いいさ落ち込んでだれかを傷つけたいなら
迷うことなくぼくを選べばいい
さびしさの嵐のあとで
きみの笑顔をさがしてあげるよ

きみがいたから勇気を覚えて
知らない場所も目をつぶって走れた
きみのためにできることを あれからずっと探してる

全部だきしめて きみと歩いて行こう
きみが泣くのなら きみの涙まで
全部だきしめて きみと歩いて行こう
きみが笑うなら きみの笑顔まで

ひとりになるのは誰だって恐いから
つまづいた夢に罰をあたえるけど
間抜けなことも人生の一部だと
今日のおろかさを笑い飛ばしたい

なにかをひとつ失した時に
人は知らずになにかを手にする
きみのためにできることを あれからずっと探してる

全部だきしめて きみの近くにいよう
星になった歌も 過ぎた想い出も
全部だきしめて きみの近くにいよう
きみが黙るなら きみにささやいて

全部だきしめて きみと歩いていこう
きみが泣くのなら きみの涙まで
全部だきしめて きみと歩いていこう
きみが笑うなら きみの笑顔まで